glvntlaのエレキネット!

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glvntlaがポケモンを中心に色々書くブログです、多分。

CHUNITHMの1つの楽しみ方(PUC Advent Calendar 2021 13日目)

この記事は?

P∪C 4dve∩† ⊂a¡endar zozl、B日目の記事です。読めない

全体のリンクはこれ。

adventar.org

 前日の記事

note.com

あとこれも。

明日の記事これ(公開されたらリンクを足します)。

 

 予告の段階で"皆伝にならないか?"という文言が見られましたが、生憎自分がbeatmania ∞DXをやっていないのもあってやっぱり難しかったです。そもそもBEMANIはMUSECAしか触ってなくて...。

 去年も言いましたがPUCアドカレは音ゲーに真面目な記事多いですね。今年のアドカレもここまで上達法や上達してきた過去の過程に着目した記事が並んでおります、流石音ゲーサークル。こういう記事書き企画は楽しいのよねぇ、色んな思考の一端が垣間見える訳で。正直音ゲーに拘らず内容なんでもいいんだけど。

 今年はXNPT合同IRなどもあった影響か他大学との交流も増え、TLにも他大音ゲーサークルのアドカレも流れてくるようになりました。ちょくちょく読ませて頂いてるのですが色々な内容あって面白いですね。

 

 

 

 身内企画向けの記事ですが一応簡単に自己紹介、PUC18のglvntla(でんちゅら)です。CHUNITHMメインでレートはNEW基準で16ぐらい。

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そういやこないだウチにいるミクさんが全員50到達しました。なおDIVAコラボ

 あとはグルコスやmaimai、WACCAやDIVAなどをチマチマやってます。非音ゲーだとスマブラSPとかプロスピA、プロセカとかあつ森とか。ウニは上達の遅い方の人間でして、金レ後期に青春サイダー[布]、プラレ初期にアリサのテーマ[避]をAJして以降マトモなAJが増えないままアリサが消えてしまいました。Oshama Scramble! Cranky Remix[?]かだんだん早くなる[時]あたりのAJ欲しいですね。どっちも低速通せればワンチャンある。

 さて、よく分からんこと言ってないで本題に入ります。この記事はCHUNITHMを中心に色々とあーだこーだーしていく予定。

 分量は...ちょっと嵩んじゃった...。ところで本当に文字ばっかの記事です。読ませる気あるんか...?

 

あんまり意味のない凡例

 曲名[難易度](難易度)

これだと伝わらないので実例を出しましょう。

 夜に駆ける[MAS](11+)

 Dreaming[敷](☆☆)

まあこんな感じで表記します。難易度については特に言及がない限りCHUNITHM NEW基準を想定。

 

まず

 音ゲーの楽しさとはなんでしょうか。この文を見ると何か壮大な話を展開しそうですがそういったつもりは毛頭ありません。本題に入るにあたり、楽しさや面白さについて少し考えるだけの題材です。難しい話ではない。

 楽しさとしてすぐに挙がるとするならば曲に合わせてノーツを叩く行為とそれによる爽快感、及び結果がスコアに現れることでの成功体験となるでしょうか。それに続くものとなると譜面そのものの面白さになるでしょう。曲に合わせて叩く、演奏するというのは音ゲー音ゲーたらしめる根底にあるのでまあいいでしょう。というかここに言及するのは音ゲーが哲学になるから辞めた方がいい。次に挙げた譜面そのものの面白さについて言及していきましょう。

 そもそも1曲しか収録がなかったり、曲は違っても全く同じ譜面しかないような音ゲーは楽しいでしょうか? これは極端な例ですが、似たような曲や譜面しかない音ゲーは長続きすることはないでしょう。その為に収録曲だけでなく、譜面で差別化を図ることで面白さに繋がっている訳です。曲ごとに様々な譜面がありますし、それぞれ同じ曲でも難易度や差分譜面によっては全く違うものです。その違いや、譜面による曲の表現の幅広さは音ゲーの面白さと言って差し支えないでしょう。

 

本題

 さて本題です。同じ機種でも違う難易度でこの曲やってみたいとか、どういった表現があるのか探してみたいとか、まあ同じ曲同じ機種でも様々な楽しみ方をしてみたいと思う時はないでしょうか。ただ叩くだけ、なんて言っちゃうと各方面から盛大に怒られる訳ですが、クローズドスキル型である音ゲーは日によって噛み合わない時なんかもありますよね。なんか違うことをやりたいなぁなんてなったり、ちょっと違う空気を感じる譜面を探したい…。そんな時の選択肢、現行のCHUNITHM NEWならばWORLD’S ENDやULTIMAもありますが、EXPERT譜面にも目を向けて欲しい! という訳で、今回はEXPERT譜面について喋る記事ということです。おそらくPUCはEXPERT譜面を埋める文化は弱いようですし、自身の埋め状況的にも全曲のうち半数ぽっちなのですがそれでもPUC内で最もEXPERT譜面を触ってると思います。まあniconico東方のAJ埋めと好きな曲程度なんですけどね。なんにせよ、楽しくもないのに触ることもありませんよね? EXPERTの楽しさ、面白さについてのんびり書いていこうと思います。

 ちなみに記事の性質上譜面の内容に言及しまくるんですが、赤譜面だと譜面保管所にデータがないやつも珍しくないんですよね。実筐体で確かみてみろ! 是非実際に触ってみ欲しい。

 面倒なのでCHUNITHMを以下ウニ、EXPERT譜面を以下赤譜面と呼称し、特に言及がない限り楽曲名が出たらその曲の赤譜面について書いてます。この但し書き要らない

 

立ち位置を考えよう

 どんな機種をやるにしても、いきなり最高難易度から触って問題なく遊べる方は少ないのではないでしょうか。大抵はゲームシステムや操作性の理解、譜面認識や運指の慣れが必要でしょうしその為に低難易度をまず触ってみるといったことが殆どでしょう。そしてウニなら、その過程で赤譜面を少なからず触ってみるということになると思います。自分の場合だとウニが最初の音ゲーだったこともあって某HiGan_27(当時)さんに”とりあえずniconicoの赤をS埋めしてみるといいよ”と言われたんですよね。今思えば音ゲーやウニの練習として基礎になってくれたんじゃないでしょうか。

 それはそれとしまして、橙譜面あたりの知ってる曲をやってみて少しずつ上達してきた初心者が次に触るのが赤譜面という訳です。まあ赤譜面を触れる頃には中級者下位ぐらいには上達してきてますね。

 いずれにせよ初学者向けの練習譜面が主になりますし、上達していったプレイヤーは次第に触らなくなる難易度であることには間違いないですね。行き着く先では運営もプレイヤーも紫譜面がメインでしょう。MASTERプレイチケットや全国対戦を利用した難易度解禁などもあり、赤譜面を触ることなく紫譜面を触る機会も充分にあります。自身のOverpowerを見た時に紫より赤の方が埋まってる…という方は珍しいのではないでしょうか。赤譜面は緑譜面/橙譜面と違って紫譜面やULTIMA譜面の解禁が出来るというインセンティブがあるものの、触られない難易度なんですよね。

 

特徴と傾向

 練習譜面が主になるとは言いましたがその中でも曲によって譜面は差別化されてますし、赤譜面でも表現できることはあります。自分は音ゲーの面白さとして譜面による曲の表現を挙げますが、これは赤譜面でも変わらない訳です。赤譜面は赤譜面なりの制約がありますが、その中でも出来ることはあるんですよね。

 ではそれを踏まえてざっくりとした分析と類型化をしていきます。紫譜面にも譜面傾向というのは様々ありますが、赤譜面であってもこれは変わらないということです。赤譜面ならでは制約の都合でどうしても出来ることは紫譜面より少ないですし、定数が低いとそもそも分けづらいといったこともあるのでその点は仕方なし。筆者が全ての赤譜面を触っている訳ではないので過不足があるのは申し訳ないです、甘んじて受け入れます。統計的には一部の標本でも有意性は確かめられてますしね

 

標準的な譜面(?)

 のっけから雑で申し訳ないですが、標準的としか言えない譜面はありまして。何をもって標準的とするかはこれまた難しい。暫定的に”譜面傾向が飛び抜けて極端ではないもの”としておきます。定数にしてはおおよそ10未満にあたる譜面は難易度の都合上どうしても出来ることが少なく、各譜面それぞれを丁寧に分析すれば色々と分類も可能なのですが流石に細かいので割愛したい。

 ただそういった譜面であっても完全に無個性な譜面はなく、譜面それぞれで表現されてるものはあるんですよね。曲ごとに個性があるからそれはそうではあるんですけども。

 

PVや演出の再現、ネタ込み譜面

例:ラグトレイン(8+)、M.S.S. Planet(8)など

 スライドを使ったお絵描きは紫じゃ定番ですが、赤譜面もそれは例外ではなく。後述のちがう!!!もそうですが、もっと再現させたものもありますね。PVの再現や演出・歌詞ネタを組みこんだ譜面も探してみると面白いですよ。

 ラグトレインは一時期Twitterでも話題になりましたが、黒髪ぱっつんのあの子が動くPVがスライドやエアーを駆使して再現されている譜面です。どうもMADと相性の良い子らしいですし運営もPV素材ネタが欲しかったのでしょうか。折角のPV再現譜面ですし公式動画のリンクを置いておきます。ちなみに自分は初見で怒槌かと思いました。

稲葉曇『ラグトレイン』Vo. 歌愛ユキ - ニコニコ動画

 GOODTEK[MAS]のYOOOOスライド(画像)あたりは分かりやすいですが、ネタスライドは直感に反する運指になることも多いので赤譜面だと出せないことも多そうですね。

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極端な話、厳密に見たまま取ると右画像のような運指が求められてしまう。

 赤譜面、その中でも一定の難易度以下は相当厳密に捻りなく”見たまま”押せるスライドじゃないと出せなさそうです。

 

他機種からの引用譜面

 前述の再現に近いですが、これは他機種の譜面を再現したやつです。移植元の音取りや要素を元に作られてるようです。PACA PACA楽曲は大体これ。単押しが多いせいかTAPの多い譜面になりがちですね、縦連やら指押しやら…。自分は引用元が分かるほどPACA PACAやってないです。秋葉原にあるらしいね。

例:from PACA PACA PASSION各種

 

個別要素の訓練譜面

例:Blue Noise(10)、XL TECHNO(12)、Gengaozo(13+)、Imperishable Night 2006(2016 Refine)(11+)、Wizdomiot(12)、Dengeki Tube(12+)など

 PACA PACA各種はここにも入るので関連して言及しましょう。トリル指押しといった特定の人に刺さる配置の練習譜面になるやつですね。いやまあ素養がないと自分にも刺さるんですけど。今回は個人的に練習譜面として結構触った/触っている譜面をピックアップしますね。

 指押しや階段の強い譜面としては、4鍵階段はブルノイ、指押し要素を追加してXL TECHNO(無印(重要))、更に指押しの強くなったGengaozoEnd Time(13+)を挙げましょうか。ブルノイの次がXLではちょっと難易度がハネ過ぎですが…。ブルノイは左始動階段が特徴的なので左始動に慣れてきたらミラーをかけて右始動も練習しておきましょう。指押しの総合力になるとGengaozoEnd Time、この辺は結構色んな動きを要求されるので中級者の練習だけではなく上級者のアップなどにも有用だと思います。Gengaozo楽しいんだけど再AJ出来ない(ずっと言ってる)。

 トリルの練習にはまずは短めなものが数セット降ってくるインペリ、トリルに慣れてきたら速さと勢いのあるWizdomiot、決して高速ではないもののトリルが長く続くDengeki Tubeあたりでしょうか。あとはElemental Ethnic(12+)あたりもトリルしてますね。Dengekiはトリル自信ニキならA1ぐらいの全国対戦の武器曲に出来たりするんでしょうか? どのぐらいの相手までなら刺さるんだろ。

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Elemental Ethnic(左)とWizdomiot(右)

 ただこの辺りは両手トリルの対策譜面なんですよね。腕を動かす練習にはなるけどHOLD拘束が入る両指トリル(*注1)やシンプルな片手トリルが強い譜面はあまり印象になく…。探せばあるんでしょうか。

 特定の動きを練習するという点ではAscension to Heaven(14)も挙げておきます。全体的に階段や指押しが強めですが、終盤は階段→交互押しの動きが繰り返し。曲もあってそこそこ速めなんですよねぇ…。これを強くするとGood Bye, Merry-Go-Round[MAS]のラストになる感じ?

(*注1:ギガンティックO.T.N[MAS]やFREEDOME DiVE[MAS]にあるような小指でロング拘束をさせて両親指でトリルさせるものを想定しているんですけど、通称としてあってるんですかね?)

 

地力総合(?)譜面

例:Devastating Blaster(13)、World Vanquisher(13+)、Glorious Crown(tpz over-略CUTE REMIX)(13+)など

 総合力が要求されるような譜面、難易度的にもNEW基準で13や13+前後にくるものが多いです。紫譜面が14上位~15になっている曲も多く、ボス曲は赤譜面も難しくなるんですよね。そうなってくるとその辺の紫譜面より難しい赤譜面が並びだす。しっかり地力が要求される順張りな総合力譜面が多く、13~14下位の紫譜面と遜色ないですね。

 個人的には高難易度出来ない人間なんでちょうどいい難易度になってることもあってありがたい。ところでバンキシャ鳥とれません。グルだとHARD(13)フルチェついてるのに…だからどうした SUPER SAFE最強。

 

紫の練習用譜面

例:SON OF SUN(13+)、Garakuta Doll Play(13)、真千年女王(12+)、(Nijirate Fanatics(13+))など

 どの譜面も任意の紫譜面の練習だろと言われればそうなのですが、このカテゴリは赤譜面で明らかに同曲の紫譜面と同じ動きを要求してくる曲が入ってます。紫譜面の動きはそのままに視認性をよくしたり、同じ音取りながら同系統の易しい配置になってたりします。SOSはかなりそのまんまの構成で、同じ動き簡略化されてたり、ラストの盆踊りがシンプルになってたりしてますね。

 Garakuta Doll Play真千年女王はラストの動きが近しいものになってますね。というかラクは割れ方が違うだけで運指全く同じ。真千年もラストの指押しパートは結構近い印象、WEが[半]なら赤譜面は[倍](*注2)でしょうか? いやまあ指押しの長さが比べ物にならないしそもそも紫譜面は指押しだから押せないんじゃなくて小粒だから押せないんですけど...。

 虹レートは少し毛色が違いますね、まあクソ譜面三銃士のとこを指してます。クソ譜面三銃士は一応全難易度でそれぞれ異なる表現のされ方をしているようです。各難易度で出来ることが違うのもなんとなく分かりますね。紫譜面がAJ済な読者諸兄は是非全難易度のクソ譜面を見てみて下さい。

 ところで虹レートの赤譜面は自分が初めて虹到達(当時はParadise Lost稼働直前であり虹基準は15.00)した曲なんですよね。虹レート赤の譜面定数は12.7。この曲とデンパラダイム(定数12.9)で埋めたので、リセント枠には12+しかいない初虹でした。”リセントを盛れば虹になれる”、これも1つの形ですね。

 旧基準の話ですが、ベ枠平均を15.1にすると12.7の鳥でリセント枠を埋めれば虹レートになれました。NEWだと鳥プラがあるし難易度細分化もあるしで正直よく分からん。

(*注2:ノーツサイズがなんとなく倍なので[倍]としたがそんなこと言ったら[半]も0.5倍である。)

 

レギュレーションに変化が?

 この項目はかなり未調査の内容が多く含まれている項目ですが、個人的にかなり気になってきているので言及したいと思います。何か知ってること等あれば是非教えて欲しい。

 それぞれの難易度ごとに置ける配置や置けない配置に制限があるのはほぼ公式でしょう。オンゲキ譜面班が公式で難易度ごとのレギュレーションについて公開してましたし、ゲキチュウマイの譜面班は共通のメンバーがいることを考えればウニにも難易度ごとにレギュレーションがあると見てよさそうです。これは赤譜面でも例外ではなく、この難易度ならこの配置は許される、といったことがあるようです。その中でレギュレーションの拡張が起こることはオンゲキ譜面班が類似の言及をしていましたし、ウニでも同様にあることでしょう。ただParadise Lostになってからそのレギュレーション拡張が加速したように感じます。その中でもいくつか気になったものをご紹介。

 

ポジティブ・パレード(8+)

 まず前提としまして、いわゆるネタ曲や電波曲、狂気を感じるタイプの曲は尖った譜面になりやすいのは苑城、炎上!![MAS]や殺人レコード[MAS]、Kattobi KEIKYU Rider[MAS]などで見てきてることでしょう。燃え盛るフリックスライドやキ〇ガイのフリック縦連、線路と枕木のスライド+フリック混合は各譜面の特徴とも言えますね。

 ではそんな曲の赤譜面はどうなるか? フリックが置けないのでEX TAPによるスライドが採用されやすい他、HOLDを増やして脳トレにしてくる傾向が強いんですよね。多分見たまま直線で取らせなきゃいけないからHOLDが増えてる。そしてその派生として、始点が重なったHOLDが存在するんですよね。BOKUTO[MAS]にお仕置きアイテムHOLDみたいな、ポコると1ヶ所で大量にアタック出るアレ。これは各種炎上董卓(11+)などの赤譜面でよく見る配置です。HOLDが光らない難しさのある譜面…。

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董卓討つべし討つべし討つべし

 前提の説明が長くなりました。先述の何本も重なるHOLDってだいたい董卓以上の難易度じゃないと出てきてないんですよね。紫譜面が難しい譜面は赤譜面も一定以上の難易度になるし、その中で出てくる配置って感じ。とても長くなりましたが言いたいことは察したと思います。ポジティブ・パレードの赤譜面には何本も重なるHOLDがあるんですよね。これまで11+以上でしか見たことなかったのに…。他の譜面でこんなんあったっけ?

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ポジティブ・パレードの冒頭。重ねていいんだって思いました。

 ちなみに初見3-0-0だったんですが、赤Jのうち1個はこのHOLD終点が抜けました。

 

Little "Sister" Bitch(9+)

 強ハネ。ハネ。ハネ。こんなハネ置いてあることあったっけ? 9+やぞこれ。体感的に10を越えてくると曲や紫譜面の難しさに引っ張られて配置も少しずつ厄介になってくるんですが、これ9+なのよ…? 9+以下でこの強度のハネは置いてなかった気が...。

 

おまけ:紫譜面のレギュ拡張

高音厨音域テスト[MAS](12)

 ある一時からハっぴーさんの譜面を皮切りにフリック縦連の譜面が増えたように感じます。まあ要するにハイセンスナンセンス[MAS]や殺人レコード[MAS]ですね。旧基準13の譜面だから許されてた配置みたいな印象。NEWになって収録された高音域テストにもこの配置はありますが、この曲は12、旧基準でも12下位ですよね。フリック縦連が低難易度でも許されるような拡張があったように思えます。

 

TECHNOPOLIS2085[MAS](14+)

 イロドリミドリ杯花映塚全一決定戦公式テーマソング『ウソテイ』[嘘]にあった1/2HOLDを敷いてなんやかんやする通称”花映塚配置”(?)が遂に紫譜面に来ましたね。それとも旧13+以上の超高難易度帯にはあったんでしょうか。旧基準13の譜面であり、13でやれることを増やしたいという印象です。手首AIRフル活用。

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どう押せと?

 

色々オススメ譜面ピックアップ

 ここまで述べた譜面も皆に触れてみて欲しい譜面なんですが、それ以外にも個人的に皆に見て欲しい、やって欲しい赤譜面をピックアップしてご紹介。是非やってくれ!!!

 

ハイセンスナンセンス(8+)

 ウニで最も良い譜面と言えば文句なしでこの曲の紫譜面ですが、ハイセンスナンセンスは赤譜面も面白い。いわゆるネタ曲や狂気を感じるタイプの曲は尖った紫譜面になりやすいですが、それは赤譜面でも例外ではないですね。この曲も中々譜面傾向の偏った赤譜面をしてます。譜面傾向の答え合わせはこのすぐ下に書いておきますが、それを見る前に是非やってみて欲しい。普通の譜面にはない”違和感”に気づけると思います。赤譜面の面白さはこういうところにもあるんですよね。

 譜面傾向の答え合わせです。この譜面、裸の赤TAPが存在しないんですよね。どういうことかというと、全ての赤TAPがHOLD/SLIDEの始点になってるかAIRが生えており、ただ押させるだけのTAPが存在しない。腕交差もこの難易度帯の赤譜面では珍しいですが、単体処理のTAPがないという特徴は紫譜面ですら珍しく、他にはサドマミホリック[弾]などの限られた譜面でしか見れない傾向です。

 

こちら、幸福安心委員会(11)

 赤譜面は脳トレになることも多く、これなんかは相当尖った譜面になってます。なんなら紫譜面よりしっかり尖ってる。ある意味で安心委員会に求められていた譜面はこれでしょう。サビにやべーEX TAPが沢山出てくる譜面でもあり、PVの背景も思わせたり。"エレクトロック演説"といううたたPのコメントになぞらえてか、DIVAのPVだとミクが会場の中央で演説する構成になってます。やべーEX TAPの集中線演出は演説PV同様、画面中央への印象が強く残りますね。

 自分の場合その運指の都合上右手首がやたら疲れます、なんで?

【初音ミク】こちら、幸福安心委員会です。【オリジナル】 - ニコニコ動画

 

Kattobi KEIKYU Rider(13)

 紫譜面は紫譜面で14+ですが、赤譜面もまあまあ強い。早口地帯がHOLD混じりの擬似脳トレみたいなことになってます。とりあえずやってみて。

 ちなみに電車がガタゴトする地帯はかなり易しくなってます。適宜手首AIR

 

ちがう!!!(8)

 この曲といえばサビに入るダイナミック自演ズ(カルロス袴田(サイゼP)さんちのミクとウナ)の絶叫が印象的。2人の漫才調であり漫画調なPVも特徴的ですね。赤譜面はサビに合わせてやべーEX TAPが置いてありまして、これはミクウナのパート分けで置いてありますね。EX TAPの集中線エフェクトも相俟って漫画的な集中線のあるPVの雰囲気も感じられます。紫譜面だとノーツを増やさなきゃいけない分難しそうな表現な印象。赤譜面だから出来るし赤譜面だから気づける配置、niconicoフォルダのAJ埋めで触って感動してました。是非PVを見てから改めて触ってくれ。多分ラグトレインのそれより分かりやすいはず。

 これもPVのリンクを置きます。

【ミクウナ】ちがう!!!【オリジナル曲】 - ニコニコ動画

 

終わりに

 赤譜面なんてめっきり触らなくなったなぁ、なんて人もいると思います。紫譜面が主戦場になるよう設計ですし触られる機会が減っていくのは仕方ないでしょう。でもその中にも面白さはある訳です。たまには赤譜面に目を向けて、身近にあるけど気づかない面白さに触れてみてはどうでしょう。この記事で赤譜面の解像度が少しでも上がってくれるようなら嬉しいですね。

 明日の記事はあさひで咲夜な妖夢推しの楽園の最高裁判長が語ってくれるようです。誰なんすかね、これ。咲夜なのは凛世だしとりあえずの1053だし色々なに 

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あんたはここで(本当に誰だよ

 

 先日の譜面制作会に関するお話のようですが、まあ予定は未定なんて言いますしどうなるやら。いずれにせよ楽しみにしておきましょう。

 

余談

ここから下は当記事の内容とは関係ないお話です。8500字書いた状態から余談に入るな 場合によっては余談のところを加筆修正して分割記事を出すかも。

 

譜面制作企画

 明日の四季(誰?)とやや被って申し訳ないところですが、先日の譜面制作企画に関する裏話を少し。裏話というよりは制作秘話みたいな? まあ秘話っていうほど秘匿されるものでもないんですけど。譜面制作の話なのに作った譜面にアクセスする手段に乏しいのは申し訳ないところですね。まあ余談だし許せ。

 課題曲はTuneさん作曲”Hello!! My Sweet Melody!!”、ジャケット提供はほむさん、想定難易度はParadise Lost基準の13ということでそれぞれの創作譜面を持ち寄りましょうという企画でした。鑑賞会で公開したのは自分と四季、Tuneさんとよ~さんさんの4譜面。同じ曲ですが4人の色それぞれ出た別物の譜面が出てきて面白かったです。4譜面とも実筐体でやってみたい。

 自分の譜面は”13.3っぽいけど局所難で鳥難度が高い”みたいなことを言われた気がします。実際作ってる時も局所で違法配置あるなぁって思ってたんですよね。次の機会があればもっと気を遣おうと思います。あとは”闇落ちした-100号”、”お手軽WE”って評価を貰った気がします。実際に正解だったかはさておき、譜100譜面を参考にした箇所はあったんですよね(後述)。制作者と鑑賞者で感じた譜100要素(?)は一致していたのかちょっと気になるところ。

 割と裏で鳴ってる音を意識して音取りしました。グルコスってなんかよく分からん音取ってますでしょ? CHUNITHMはグルコスではない あとは随所にあるシンバル?チックな音も意識して拾った音ですね。風に乗せた願い[MAS]の振り下ろし付き全幅FLICKやPastel Party[MAS]の小粒FLICKをイメージして、振り下ろしAIRをその音専用のノーツとして配置しました。譜面-100号は特定のノーツを1ヶ所でだけ使ってそれ以外使わない、みたいな傾向もありますよね。特定の音の為だけに置くノーツはメリハリになるんじゃないかなぁって思ったり。

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ある意味一番の違法配置でもあるが最もやりたかったことでもある。

 件のシンバル(?)音は曲の中でもしっかり聞こえる音ですし、振り下ろしAIRって運指として大きい動きなので縦変化のある動きを入れられたのも良かったですね。結果的に振り上げAIRのような上への誘導や連動が全くない状況で置かれた振り下ろしAIRも多く、WEっぽいという評価の一端を担った配置になったようです。でも振り上げちゃうと大事な振り下ろしが霞むから置けないし、実際制作中も誘導として振り上げさせる気は微塵もありませんでした。

 Pastel Party[MAS]、譜面制作で最も参考にするべき譜面とまで思ってます。譜面-100号に対する”叩きやすさを度外視して取りたいように音を取ってる”という評価は有志の譜面確認動画などでも散見されますが、実際これが最重要事項じゃないですかね。

 

CHUNITHM NEWのWORLD’S END

 譜面に何か言いたい訳ではありません。いやまあお願いマッスル[割]の歌詞合わせ”はい、モストマスキュラー!”で敷いてあるHOLDが割られてないという大問題(*注3)があったり五百年女王が部分的に二百五十年女王に見えるという話があったりしますがそれはそれ。今回言いたいのはチケットの話です。

(*注3:下のHOLDを4分割でいいから割っておくと、16分割AIR-HOLDとの同時処理が要求される。この場合両肘でAIRを取ることでモストマスキュラーポーズの再現が出来ると思うのだが…。モストマスキュラーポーズは肩回り、特に僧帽筋上部を強調するポーズであり、地上波とかでボディビル特集とかあるとどっかしらには出てくる定番である。)

 

 色々ありましてWEプレイチケットがゲーム内通貨で買えるようになりました。これ自体は喜ばしい話で、旧作までだと買うのに1クレジットかかるという点に抵抗を覚えていたユーザーも少なくなかったというWEの懸念点を払拭する策なんですよね。WE人口の裾野を広げるという点では効果的。ですがこれは、その反面で1クレジットという購入手段を喪失してしまったことを意味します。マップを走らないとWEチケットが買えないんですよね。とりあえず100円玉があれば無制限にWEが出来たのに、今はマップを走る必要性が出てきてしまったのがとてもつらい。昔は青春サイダー[布]で憎悪の咆哮するだけで9マス+AJボーナスでガンガン進めました。なんなら日によっては女神の試練でも完走出来たので10マス出たんですよね。WEはマップを進める手段でした。今はWEの為にマップを進めなきゃいけない。手段と目的が逆転してしまった例ですね。

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正直こっちの方が高く感じる。キャラランクブースト買えない...。

 RETURN Set.やイロドリミドリ Crazy Set.があるのでその辺りでマップを進めつつ通貨を貯めてはWEチケットに換えていくことになりそうです。通常のWEをひたすら連奏することができなくなった点が何より残念。マップ進行2倍系はまだ1クレジットで買えた気がしますし、WEも買わせて欲しい。それか常設して。

 

noteとはてなブログ

 最初ははてなブログを使ってたんですけど、色々面倒だなーって思ってnoteを主軸に移転したんですよね。nullさんみたいに内容(?)で使い分けるとかするつもりではなくね。編集の面倒くささとかは抵抗ないんだけど、なんか記事が読みづらいのよね。はてなブログに課金したら解決しそうな類の問題だと思う。

 まあだから今のメインはnoteなんですけど、今回の記事は久々にはてなブログを引っ張り出してきました。理由は簡単で、noteはお手軽さが魅力だけどお手軽が故に制限も多いから。今回の記事を書くにあたってnoteじゃどうしても表現出来ないことがあったので、そこの為だけにはてなブログを使っています。noteメインを変える予定はないので後でnoteの方に誘導記事を出しておきます...。(2021/12/14 1:35追記:出しました。リンクこれ)

 他の記事も基本的に新しいのはどれもnoteの予定。もしかしたらはてなブログで出した過去記事も一部再編してnoteに移すかもね。そこまでするつもりはほぼないけど。

 

 終わり。余談は余談らしくコンパクトに、譜面制作で1000字とWEで750字のようです。先日の紅白戦振り返り記事もそうですが、つい癖で文字数が嵩んじゃうんですよね。かといって分割するほどでもないですし悩ましい。並行してCCSのアドカレも書いてますが、これも字数嵩んでます。どうしようねぇ。

 まあいずれにせよ読了お疲れ様でした。また来てね。